日本の伝統に根ざした個性的なモノ作りによって世界中の時計ファンから高い評価を得ているセイコー プレザージュ。その特徴のひとつが独創的な素材を用いた文字盤である。これまでも琺瑯(ほうろう)や漆などで話題を呼んできたが、今回採用したのが日本初の磁器として有名な「有田焼」である。
新作のコンセプトは水面に月が映り込む様子を表す"水月"。この儚くも美しい情景を表現するために、文字盤素材として採用したのが有田焼というわけだ。創業190年の老舗「しん窯」の陶芸家・橋口 博之氏監修のもと、従来の4倍以上の強度をもつ磁器素材を用い、高精度な鋳型による鋳込み工程を経て、1300℃の高温で焼成。その後、施釉と複数回の焼成を重ねることで、艶のあるクリアな白が映える有田焼ダイヤルに仕上がる。
前作の有田焼モデルでは青みがかった白が特徴だったが、本作ではあえて透明な釉薬を施すことで純白の白磁仕様を追求。文字盤上面の大きなカーブと、サブダイヤルのやわらかな起伏により、磁器特有の優美な表情を楽しめる。
唯一無二の有田焼ダイヤルを備えた貴重な限定の新作。1本持っていれば、周りに自慢できること間違いなし!
透明な釉薬でクリアな白を追求
Seiko Presage(セイコー プレザージュ)
有田焼ダイヤル 2020限定モデル
白く澄みきった 多針の磁器ダイヤル
通常の4倍以上の高強度な有田焼を文字盤素材に採用。純白の文字盤の6時位置に針で示す日付表示、9時位置にパワーリザーブ表示を備える。自社製キャリバー6R27搭載。自動巻き。径40.6㎜。SSケース。クロコダイルストラップ。10気圧防水。限定2000本。21万円 問い合わせ:セイコーウオッチお客様相談室